2010年11月05日

第13回 科学ひろばサイエンスカフェ(10/31)開催レポート

今回の企画をお願いした東海大学水島研究室の西村さまにご寄稿
いただきましたので,転載いたします.

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サイエンスカフェを終えて
2010/10/31
東海大学 文学部 広報メディア学科4年
西村 駿

 まず、今回このイベントにお誘い頂きましてありがとうござい
ました。水島研究室一同に代わりましてお礼申し上げます。生意
気ではございますが、個人的な感想として、スタッフ皆様のお力
添えの元に大成功することができたと感じます。

次に、本題「発案者として」の件ですが、今回のゲームは、「メ
ディアというものを考える上で、人それぞれの価値観や感じ方
(尺度)が重要となってくる。」というところに着目して考案しま
した。無数のメディアと無数の人々が関わっているわけですから、
そこに生じる尺度もまた無数と言えるのではないでしょうか。と
いうことは、まずそれ自体を出し合い、把握することが共通理解
へのカギになると考えられます。そこで、さまざまな状況を想定
しながら、どう感じ、どう行動するかを知ることができるシステ
ム (ゲーム)が必要だと踏んだのです。

ただ闇雲に成長してきたメディア環境の中で、すべての人が頷く
答えはなかなか出ないものではありますが、副作用的なマイノリ
ティを無視するわけにはいきません。例えば、帰りの電車で思っ
たことですが、端に座りたがる日本人は、3人席なら2/3で座れ
ますが、7人席なら2/7しか端に座れません。メディアだってコ
ミュニティだって、大きくなると小さかった時にはできたことが
できなくなったりします。それでも、効率を考えると7人席にし
なければならないという圧力が潜んでいて、従わざるを得ない。
つまり、快適さなどを無視しなければならないほど、切迫してい
る状況なのです。しかし、共通理解を目指すがゆえに少数意見を
潰すやりかたでは、結果が目に見えています。だからこそ、小さ
い規模から押し上げていく必然性を感じました。それこそが、押
し上げの目的であり、圧力の排除に繋がるのです。また政治然り、
経済然り、いたるところにある問題をどうにかしていかなくちゃ
いけない。そんな中で、初対面の人とも本音でぶつかりあえる時
間が取れたことや深い議論ができたことは、大切な第一歩だと心
から思います。

ゲーム自体に関しては、5つのメディア「新聞」「ラジオ」「テ
レビ」「雑誌」「インターネット」のほかに2枚の白紙カードを
設けることで、現在のメディア環境にも対応しました。また、問
題に関しては、規模としての「個」「集団」「日本」「世界」の
4つの層を意識したものです。ただし、ルールに関しても問題に
関しても、水島教授に編集していただいたので、更に深い考えの
もとに再構築されています。


posted by K_Tachibana at 06:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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